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引き続き、WP8SDKで遊んでいきましょう。あ、ちなみに私はまだWP8実機にさわったことはありません。はやく実機で弄って遊んでみたいものですねぇ。
今回確認する項目はコチラ!
・画面回転ロックの設定って、あるの?
・縦書き廃止?
・ちっちゃいタイルでの、カウント表示
1.画面回転ロックの設定って、あるの?
結論からいきましょう、ありません。
前回・前々回の記事で設定画面の項目は一通り調べましたが、そこに回転ロックは存在しませんでした。この項目が無くて困るのは、主にOS標準アプリなどですね。マーケットから取得するアプリについては、そのアプリ側で回転ロックするよう設定しておけばいいので、各開発者側の問題ということになります。
では、標準アプリの中でも最も困る機会が多いIEですが、そこの設定項目はどうなっているのでしょう?
IEの設定画面を開いてみました。WP7にもあったUserAgent設定と履歴削除、そしてWP8からのボタンの種類変更設定があるだけです。WP7にあった他の設定は詳細設定の中にあります。では、そちらも確認してみましょう。
WP8からの新機能として「SmartScreenフィルター」「Do Not Track要求」があります。また、Cookieブロックを一部だけにしたりとか、ファイル保存の許可などもそうですね。しかしどこにも「画面回転をロックする」の項目が見当たりません。
結果として、画面回転ロックの設定については見つけることが出来ませんでした。割と望む声も多かっただけに、これは残念です。せめて今後のバージョンアップで追加されるか、ハード側で加速度センサーをON・OFFするようなスイッチとかが付いた機種などが出てくることを望みたいところです。
2.縦書き廃止?
最近、ガジェット速報さんの記事でも話題になった通り、MS公式サイトのWPページでは、国内では未発売なのに、すでにWP8の情報が出ています。何故か8Sの画像だったり、8Sに新色(緑)があったりと気になるところですが、twitterにてこんなつぶやきがありました。
つぶやきのURLから画像を見てみると……確かに、なんか横書きになってますね。あれ、じゃあピクチャーハブとかミュージックハブの縦書きって廃止になったの?
ところがどっこい……!これが現実……!
というわけで、SDKのエミュレータで見る限りでは廃止にななっておりません。MSサイトにあがってる画像は横書きになってる部分のフォントが違和感ありますし、多分、合成画像でしょう。なんでそんな手間かけてまで横書きの画像用意したのか不明ですが……。
これはうろ覚えですが、WP7が日本で出る前も、公式画像では横書きになっているものがあったような気がします。多分、それ使いまわしてるだけじゃないですかね?
3.ちっちゃいタイルでの、カウント表示
開発者はライブタイルの右上に、1~99までの数値を表示することが出来ました。「どんなの?」って人は、コチラから参考画像をご覧ください。これは私の作った「でんりつ」という電力使用率を表示するアプリが、タイルにパーセントを表示している画像です。
では、これはWP8で新しく導入された「小さいサイズのタイル」で表示しようとすると、一体どう表示されるのでしょうか?
というわけで、エミュレータに「でんりつ」をインストールし、タイルに設定してみました。通常サイズならば今までと何ら変わりはありませんね。
小さいタイルに変更してみたものが、次の画像です。アイコンの位置とかを考慮していないのでとても見辛いですが、問題なく表示出来ているのが確認できます。これなら機能的には問題なさそうですね。
また、以前の記事でも触れましたが、サードパーティー製アプリでロック画面へ通知を出すという機能についてですが、このライブタイルに表示する数値と同じものを表示させるようです。ただし、この機能はアプリ側がWP8対応をしていないと使用できないようで、「でんりつ」をインストールしても、表示アプリ項目に選択できませんでした。
尚、OS標準のもの(電話とか、メールとか、SMSとか)ではカウントの表示方法は、こんな黒丸のなかに出るものではありませんでした。WP8の小さいタイルだと、どうなっているのでしょう?(唯一エミュレータでも確認できる「メール」で確認してみました)
この通り、ちゃんと今までと同じような感じ(黒丸以外)で表示されます。普通サイズで置いておく必要の低いタイルは小さいタイルにしておくことで、より多くの情報をホーム画面に並べることが出来るようになりますね。
また、メールのタイルを最大化した場合、上の画像のように差出人、件名、本文の頭……という形で表示されるようです。これも便利ですね。好みや使用頻度に応じて、よりカスタマイズ性が高まった(しかも簡単な方法で)といえるでしょう。
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今回は以上です。
こうしてエミュレータに触れて新機能を確認していると、どんどんWP8を渇望する気持ちが強くなっていきます。いつになったら国内で発売されるのか未だ不明のままですが、一刻もはやくその日が訪れることを祈るばかりです。
報道でも触れられている通り、様々な事情があるのでしょう。また現状WP8で標準採用されているNokia製のマップでは日本国内が酷すぎるという問題も残ったままです。これら問題が解決され、日本で登場するそのときまで、しばらく辛抱の時ですが、諦めずに声を張り上げていきましょう。
彼が渇望しているのは、ただ一つの品なんだ。
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