2011年1月29日土曜日

天才のひらめき

「完成」へようこそ。


 出だしがMTGネタですが、今回はT-01B/IS02関連の記事です。


 個人的には超お気に入りであるT-01Bですが、やはり不満点というものはどうしても存在します。静電式モニタしかり、バッテリの持ち具合しかり、WMそのものの不満点しかり……そして「ストラップホールが存在しない」という点も、です。
 ストラップホールについては過去いろんな方々が試行錯誤し、その結果として大体以下の方法が取られることが多いみたいです。




1.裏蓋の爪にひっかける


 裏蓋の、スピーカー用の穴のすぐ横にある、本体に引っ掛けるための爪。ここにストラップを通してスピーカー穴から外に出し、本体に装着するという手段。
 特別な方法を用いることなくストラップを取り付ける手段ではありますが、問題としては紐の太さが細くないと無理なことと、爪が折れる危険性があること。
 また、つけるときにもやや力を入れて押し込まないといけないこともあり、ちょっと勇気のいる手段です。ちなみに私は当初この方法で付けてたのですが、蓋を外すときに取れなくなってしまい、無理やり押したら蓋の爪が折れてしまいました。


2.本体の溝にひっかける


 爪が折れてしまってからはこちらの方法でつけていました。
 バッテリーの下のほうに「▼取り外し用ツメ」と書いてある部分のすぐ右側に、本体に何に使っているのかよくわからない溝があります。ここにストラップの紐を通して、スピーカー穴から出して使用する方法です。
 1の方法よりは頑丈に固定できます。その理由というのがバッテリー本体によって紐が押し付けられる形になるからなのですが、逆を言えば、付け外しの際にはバッテリーも付け外さねばならず、またストラップをあまり強く引っ張ると衝撃でバッテリーが少し浮き上がって、その影響で本体の電源が切れることがあるので、ちょっと危険です。



3.裏蓋に穴をあける
(画像なし)
 スピーカーホールの右側に、小さな穴をあけ、そことスピーカーホールを通して取り付ける、というもの。前2つに比べれば強度も安全性も高いのですが、自分で加工をするという手間が必要なことと、穴と穴の位置が近すぎると壊れかねない心配などもあります。そして、一度やってしまうともう二度と元には戻せないという点もあります。
(とはいっても、蓋単体ならDocomoで買えるらしいですけど、今も売ってくれるのかは不明です)



 また、これら手段を取らずとも、サードパーティー製のカバーを買えばそれにストラップホールがついていることも多いため、カバーを付けて使う人にはそれで事足りるとも言えます。
 しかしそのカバーも、モノによってはストラップホール部分が存在しないものもあります。

 前置きが長くなりましたが、今回紹介する方法ならばカバーに穴がなくてもでき、且つ強度も問題ないレベルの方法です。この方法は過去記事のコメントにて通りすがりさんが教えてくれた方法で、実際にやってみて1ヶ月がたち、問題なく使用できているので今回記事にしました。通りすがりさんありがとうございました!


 で、その方法ですが、


 クリップを使う方法です。
 よく書類とかをまとめるときに使われている、あのクリップです。種類によっては太いやつなどもありますが、あまり太いものだとうまく閉まらないと思いますので、小さめの細いやつを用意します。
 後は説明不要かと思いますが、画像の通りにスピーカーホールに紐と通してから裏蓋の内側でクリップに取り付けます。



 外側から紐を引っ張ってみると、この通り。クリップは蓋を閉めれば縦になることはないため、抜けてしまう心配もありません。後はこのまま蓋を閉めてやれば、



 この通り。
 裏蓋にかかる負荷は、爪に引っ掛けるよりも安全ですし、また強く引っ張ってもバッテリーがずれることは多分ないでしょう。取り外しもクリップに通す手間以外は簡単で、加工なども全く必要ありません。強いて言えばクリップだけ用意する必要がありますが、家の中を探せば1つくらいあるでしょう。私はこれやりたいがために買いましたけど!(実験には会社のやつを使いましたが)
 T-01BやIS02を店頭で見かけることはもうほとんど無くなりましたが、それでも今後新たにこの機種を手に取った人や、現在のストラップのつけ方に不満がある人にはオススメです。
(試してないけどT-01Aでも通用するかもしれないですね)
⇒報告が書き忘れ遅れましたが、T-01Aでは無理でした。




以下余談:OD-10Zさんの使用例


 正規の裏蓋をつけず、代わりにSuicaカードを入れて、Vis-a-visさんところのカバーを付ける。



 カードの位置を下のほうによせ、ドッキング。スピーカーホールからはクリップの一部と、Suicaの一部が見えていますね。こうすることで擬似オサイフケータイです。といっても、少し感度悪くなるので、場所によっては読み込みにくくなりますけど。(自分の場合、通勤定期としての使用が9割なので改札さえ通れれば問題ないので、特に気にしていませんが、たま~に引っかかります……)
 あとこれは個人の問題ですが、オートチャージにしていないので、チャージの度に毎回蓋を外さなければならないので面倒です。そのうちオートチャージに切り替え予定。

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