2012年7月28日土曜日
絵描きの召使い
人生ではじめて、有料自作アプリを作成しました。
WindowsPhone7用ミュージックプレイヤー、「Armeria Sounds」です。
このアプリ、普通のミュージックプレイヤーとは違った目的を持っています。
それは音楽と一緒に「画像」も楽しむ、というもの。
どういうことかと言いますと……普通、ZuneでWP7に音楽を取り込むときは、アルバムアートが設定できます。アルバムアートはジャケット画像でもいいですし何か適当な画像を自分で設定してもいいですね。
しかし人によっては、思い入れのある曲などに「曲単位」で画像を設定したいときもあるかと思います。私がそうです。私がそうです。
そういうとき、現状のZuneの仕様でそれを実現するにはどうすればいいかというと、その曲だけアルバム名を変更して別アルバム扱いにしたうえで、アルバムアートを設定するしかありません。なんか、イヤです。
そこで考えたのが「自分でそういうアプリ作ればいいんじゃね?」というわけで、作りました。
設定方法は上の画像の通りです。わかりにくいでしょう?
どういうことかというと。
Zuneからの同期は、上の画像にあるように、Pictureの直下にArmeriaSoundsというフォルダ名が来るようにします。(「ArmeriaSounds」という名前の部分はアプリの設定から変更できます※)
WP7上からだとこう見えている状態ですね。
あとは簡単だと思いますが、その下には「アーティスト名」のフォルダを用意し、その中に「曲名.jpg」という画像を入れておけばOKです。
あとは音楽再生時に、Armeria Soundsが画像を探してきて、そいつを背景として表示します。設定されていない場合はアルバムアートを表示します。上の左側の画像が「アルバムアート」を表示している状態で、右側がArmeriaSoundsフォルダ内に入れておいた画像を表示している状態です。
このアプリを作ってみて、意外と利点になったのは、解像度が高い画像をアルバムアートに設定しても劣化してしまっているのですが、この方法で表示した画像は綺麗なまま表示出来ることと、アルバムアートも拡大して表示できる点ですかね。
とてもニッチなアプリケーションですが、試用版(※)もありますので、ご興味をもたれた方は是非マーケットからインストールしてみていただけると嬉しいです。
今回のアプリ作成では色々と勉強になることが多かったです。コーディングについてもそうですが、XAMLに関しても今までよくわからないまま使ってた部分を少し理解できた気がします。あと、さりげなく多言語対応(日本語と英語)してたりします。ここら辺での収穫は、今後の新規アプリだけでなく、既存アプリにもフィードバックしていけたらいいなぁと思います。
※試用版では以下の制限をかけています
・設定変更不可
・曲の絞込み不可 ←これはただの自分のミスでして、次のバージョンアップで撤廃する予定です
それが黄昏の霧から色を集めることで、主人は世界をより良い色に染めることができる。
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